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2014年2月21日金曜日

夢野久作の「ドグラ・マグラ」の初期の自筆原稿が発見されていた

☆夢野久作の「ドグラ・マグラ」 初期の自筆原稿発見
(1月8日の西日本新聞)

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/62034

http://archive.is/k2ftx

草稿では〈クッキリとあらはれる〉としている箇所が完全版では〈浮き出した〉に変わるなどラスト部分では表現を細かく修正。〈ブウウウ……ンン……ンンン…………。〉で終わる有名なラストは、草稿で〈=九州帝国大学精神病科教室標本室備品=〉が加わっている。



《「ドグラ・マグラ」巻頭歌》

http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2093_28841.html

胎児よ
胎児よ
何故躍る
母親の心がわかって
おそろしいのか



☆ドグラ・マグラ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%A9#.E5.86.85.E5.AE.B9

大正15年頃、九州帝国大学医学部精神病科の独房に閉じ込められた、記憶喪失中の若き精神病患者の物語(と思われる)であり、「私」という一人称で語られていく。彼は過去に発生した複数の事件と何らかの関わりを有しており、物語が進むにつれて、謎に包まれた一連の事件の真犯人・動機・犯行手口などが次第に明かされていく。そうした意味では既存の探偵小説・推理小説の定石に沿っている。が、その筋立てが非常に突飛である。

物語の骨格自体は非常にシンプルな物だが、冒頭に記された巻頭歌のほか、胎内で胎児が育つ10ヶ月のうちに閲する数十億年の万有進化の大悪夢の内にあるという壮大な論文「胎児の夢」(エルンスト・ヘッケルの反復説を下敷きにしている)や、「脳髄は物を考える処に非ず」と主張する「脳髄論」、入れられたら死ぬまで出られない精神病院の恐ろしさを歌った「キチガイ地獄外道祭文」などの肉付けがされている。まともに要約することは到底不可能な奇書とも言われる所以である。

主人公とも言うべき青年が「ドグラ・マグラ」の作中で「ドグラ・マグラ」なる書物を見つけ、「これはある精神病者が書いたものだ」と説明を受ける場面では、登場人物の台詞を借りて、本作の今後の大まかな流れが予告されており、結末部分までも暗示している。このことから、一種のメタフィクションとも評し得る。また、その結末は一つの結論を導き出しているものの、あくまでも「主人公がそう解釈した」というだけで、それ以外にあり得る様々な解釈を否定するものではない。



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