「高取町にある壷阪寺では今、『壷阪大仏』と呼ばれる石仏の周りを桜が美しく彩っています」
※ 南法華寺(みなみほっけじ)は、奈良県高市郡高取町壺阪にある真言宗系単立の寺院。
山号は壺阪山。
本尊は十一面千手観世音菩薩。
一般には壺阪寺(つぼさかでら)の通称で知られる。
ご詠歌は「岩をたて水をたたえて壺阪の 庭のいさごも浄土なるらん」。
草創については不明な点が多いが、寺蔵の『南法花寺古老伝』によれば大宝3年(703年)に元興寺の弁基上人がこの山で修行していたところ、愛用の水晶の壺を坂の上の庵に納め、感得した観音像を刻んで祀ったのが当寺の始まりであるという。