※ 花窟神社(花の窟神社、はなのいわやじんじゃ)は三重県熊野市有馬町に所在する神社。
『日本書紀』(神代巻上)一書には、伊弉冉尊は軻遇突智(火の神)の出産時に陰部を焼かれて死に、「紀伊国の熊野の有馬村」に埋葬され、以来近隣の住人たちは、季節の花を供えて伊弉冉尊を祭ったと記されている。当社では、それが当地であると伝え、社名も「花を供えて祀った岩屋」ということによるものである。
古事記や延喜式神名帳に「花窟神社」の名はなく、神社というよりも墓所として認識されていたものとみられる。実際、神社の位格を与えられたのは明治時代のことである。
今日に至るまで社殿はなく、熊野灘に面した高さ約45メートルの巨岩である磐座(いわくら)が神体である。
世界遺産「花の窟神社」のお綱かけ神事 三重・熊野市
https://youtu.be/aM5_rTd3Snc
三重県熊野市の世界遺産、花の窟(いわや)神社で、「お綱(つな)かけ神事」が行われました。
熊野市の世界遺産「花の窟神社」の例大祭「お綱かけ神事」。
毎年10月と2月に新しいしめ縄が飾られ、しめ縄を引くと御利益があるといわれています。