ザーンダム地区は、ザーンスタット基礎自治体の中で最大の人口を擁しており、自治体の中心的地区である。1811年に基礎自治体としての権利が与えられて以降、1974年の基礎自治体再編前までは独立した基礎自治体(ヘメーンテ)であった。アムステルダム市の北に隣接し、その市街地中心との間は東西に横たわる北海運河で隔てられている。また、ザーンダム地区の中央を南北にザーン川が縦断している。
ザーン川の両岸には、かつて何千もの風車が建造され、造船や製紙業で用いられる木材を加工する製材工業が栄えた。現在ではアムステルダムに隣接したベッドタウンとして栄えており、多くの人がアムステルダム及び周辺地域へ通勤・通学している。
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