☆645年→646年に変わった大化の改新に「そもそもなかった」説
(週刊ポスト5月24日号)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130518-00000004-pseven-life
http://www.peeep.us/5e19089b
大化の改新を日本書紀の通り理解すれば、蘇我氏を滅ぼした国内のクーデターによって中央集権国家が誕生したことになるが、実際の改革がもっと後に行なわれていたとすれば、外圧に対する敗北で危機感を強め、国家を改革したという異なる歴史を読み取ることもできる。
☆日本書紀
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9B%B8%E7%B4%80
『古事記』と異なり、『日本書紀』にはその成立の経緯が書かれていない。しかし、後に成立した『続日本紀』の記述により成立の経緯を知ることができる。『続日本紀』の養老4年5月癸酉条には、
「先是一品舎人親王奉勅修日本紀 至是功成奏上 紀卅卷系圖一卷」
とある。その意味は
「以前から、一品舍人親王、天皇の命を受けて日本紀の編纂に当たっていたが、この度完成し、紀三十巻と系図一巻を撰上した」
ということである。
また、そもそもの編集開始の出発点は、天武天皇が川島皇子以下12人に対して、「帝紀」と「上古の諸事」の編纂を命じたことにあるとされる。